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2016/04/22

6月5日まで、パリのカルティエ現代美術財団で森山大道氏の写真展

 6月5日まで、パリのカルティエ現代美術財団で森山大道氏の写真展「DAIDO TOKYO」が開催されている。先月、この展覧会に足を運んでみた。
 ガラス張りの展示室に展示されたカラーの組み写真は、会場にもマッチして、率直に、ただただカッコよかった。

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 恥ずかしながら、私は、森山氏と似たようなコンセプトで、組み写真の作品を作って、パリ大学の写真科への入学を試みたことがあった。パリで活躍するフランス人写真家の友人にアドバイスを受け、2枚組、3枚組にしたのだが、ストーリーではなく、形や色の類似を探した。タイトルやコメントも頑張ってフランス語でカッコつけて詩的にしてみた。残念ながら、入学がかなわなかったのだけど…(恥)。

 こういう展覧会を見たりすると、 「私も撮れるかも?」とカン違いするのですが、やっぱり何かが違う。写真そのものもすごいし、センスなのか、本気で追求しつづけた年数なのか。。。

 ガラス張りの部屋のカラー写真の展示は、やはり、横や縦に並べられた写真同士の色や形の対話がある。

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 月のクレーターと廃屋の壁。夜空の色と捨てられた冷蔵庫の色がそっくりだ。

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 電線の写真は、白い背景に色とりどりの曲線が、現代アートの絵画作品のようだ。そして、色とりどりのネオンと色とりどりの電線の写真の組合せ。この電気配線があのネオンの光を生み出しているのかな、と想像したり。
 組み写真の共通項を探し、何を表現しようとしたのか、考えながら、鑑賞するのがとても楽しかった。

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 「犬と網タイツ」と名づけられたモノクロ写真の多面ディスプレーでの展示もあった。画面が切り替わりながらたくさんの写真を見ることができる。こちらは都会の路地裏の雑音入りで現代都市の喧騒へ引きこまれた。
フランスの番組Arteでのこの展覧会の紹介のビデオが見れます↓。
http://info.arte.tv/fr/photo-le-tokyo-de-daido-moriyama

(注:今回の4枚の写真は、展覧会のガラス張りの部屋の森山大道氏のカラー写真の作品を撮ったものです。)

 ちなみに、荒木経惟さんのフランス初の回顧展も、パリのギメ美術館で開催されている。9月5日まで。
http://www.guimet.fr/…/a…/33-francais/expositions/1273-araki

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